日本政策金融公庫から融資を受けようとすると、日本政策金融公庫所定の用紙に事業計画を書く必要が出てきます。
しかし、
- 事業計画書の項目に何をどのように書いたらよいのかわからない
- 時間をかけて事業計画書を作っているのに、公庫の担当者が理解してくれない
という悩みを抱える方もいらっしゃるかもしれません。
日本政策金融公庫の事業計画書については記載例も載っています。日本政策金融公庫の事業計画書の書き方については、このサイトのお役立ち情報で詳しく説明していますので、ご覧下さい。
しかし、実際に自分のことを書いてみようと思うとどう書けばいいのかわからない…ということが出てくるかもしれません。
日本政策金融公庫の事業計画書の一番難しい点は、A3用紙1枚(種類によっては2枚)にまとめないといけないという点です。たくさん書かなくてよいから楽と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、この用紙にまとめないといけないというのが意外と大変なのです。
日本政策金融公庫の事業計画書のポイントは以下のとおりです。
1.用紙を間違えない
創業計画書とか、事業計画書とか、日本政策金融公庫の受けるサービスによって作成する事業計画書の用紙が異なります。自分がどれに該当するのかを考えて、それに合った様式に記載する必要があります。
2.書き洩らさない
どれも非常にシンプルな計画書ですが、A3用紙にまとめることもあり、チェックボックスがあったり、記載する場所があったり、数字を入れる箇所があったりします。そのため、書き洩らしやすい場所もありますので注意して記載する必要があります。
3.端的に重要なポイントをまとめる
各項目、記載できる枠が限られています。 たくさん伝えたいことがあるときは、全部書き出して要点を整理し、端的に重要なポイントをまとめる必要があります。
4.実現可能な数字
事業計画書は「計画書」ですが、「夢物語」ではありません。作ったら終わりではなく、融資を受けたら終わりでもなく、それを道しるべにして事業を行っていくものです。この数字なら借りられるのではないかという甘い考えで作っても、いろんな事業を見てきた公庫の担当者はそれを見抜くことができます。実現可能な数字で作成してください。