PR向け

自社をPRするための事業計画と言われても想像できないかもしれません。この場合の事業計画は、何を何個販売するというものではありません。自社がどのような姿勢でどのようなビジネスに取り組んでいるのか、そしてそのためにどのような工夫をしているのか、今後どのような方向を向いてビジネスをしているのかという内容になります。

しかし、

  • そもそもPR向けの事業計画書のイメージがわかない
  • PR向けの事業計画書って何をどのように書いたらよいのかわからない
  • 時間をかけて事業計画書を作っても読み手が理解してくれない

という悩みを抱える方もいらっしゃるかもしれません。

事業計画書は、作成する目的、そしてそれを読む人にあわせて作る必要があります。つまり、同じ会社の事業計画書でも、例えば融資向けのものとPR向けのものとでは記載内容も記載方法も異なるのです。

インターネットや書籍で事業計画書の書き方を調べると出てくるものの大半が「融資向け」のものです。このフォーマットでPR向けの事業計画書を作っても、対象者の心に響くものにはなりません。

弊所はPR支援も行っているため、PR向けの事業計画書の作成代行にも関わらせていただいております。PR向け事業計画書のポイントは以下のとおりです。

1.対象者の特定

PRといっても、見込客に対してPRしたいのか、取引先に対してPRしたいのかなど、誰に対してPRしたいのかにより、記載内容も記載方法も異なってきます。そのため、誰に対して何をPRするのかを明確にする必要があります。

2.理念やビジョンの明確化

経営理念やビジョンを定めている企業も明文化していない企業もあるでしょう。しかし、PRを行うにあたり、理念やビジョンを明確にしておくことは大切です。ここに共感を得て購入行動へつながったり、取引につながったりする可能性があるからです。

3.PR事項の整理

商品サービスのPRをしたいのか、企業そのものをPRしたいのかにより、記載方法や記載内容が異なります。何をPRしたいのかを明確にする必要があります。

4.今後の取り組み

企業は成長しています。社会の変化に応じて変化もしています。今の取り組みが10年後もそのままとは限りません。今後のどのような社会変化にどのように対応していくのか、どのような社会問題に対してどのように取り組んでいくのかという点を明確にすることが大切です。

PR向けの事業計画書を作るのが初めての方もお気軽にお声がけください。