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必要な資金と調達方法の書き方

'20.05.28

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この表の左側には、事業を始めるのにどんな費用がどれだけかかり、運転資金として何か月でいくらかかるのかを記載します。
運転資金は3か月程度を目安に考えます。

そして右側には、必要な資金を誰からどのように調達するのかを記載します。自分がいくら出し、親族からいくら借り、その他誰からいくら借り入れるのかということを記載するのです。

自己資本ですが、当然多いに越したことはありません。
利用する制度によっては事業に必要な資金の最低これだけはないとダメですよ、というものもあります。

概ねの目安としてですが、自己資金は借入希望額の半分、少なくとも3分の1程度は必要です。

親族からの借入金を自己資本に入れてもいいですか?
というお問合せをいただくこともあります。

原則として、借入は借入ですので、自己資本には入れられません。
ただし、親族が「応援するよ、返済しなくていいよ」と言ってくれたお金であれば、自己資本に入れることができます。

日本政策金融公庫の欄ですが、ここには融資希望額を記載します。
開業までに必要な資金、運転資金、自己資金、親族からの借入、使いたい制度などを総合的に考えて融資希望額を記載して下さい。

いくら必要で、どうやって調達するのか、ということを記載するので、左側の合計額と右側の合計額は同じ金額になります。