法人のメリットとデメリット
'20.05.28法人のメリット
1.社会的な信用力が上がります!
最低資本金制度がなくなってからは以前ほど「法人だから安心」という扱いをされることが少なくなりましたが、法人でなければ取得できない許可などもあるため、やはり法人の方が社会的な信用力があるといえます。
2.原則として融資を受けやすいです!
法人形態にもよりますが、原則として法人は経営者に何かが起こっても、法人そのものは継続するという観点で個人よりは融資を受けやすい傾向にあります。しかし一概には言えませんので、今までの実績や事業計画書が重視されることには変わりありません。
3.節税対策を行いやすいです!
例えば経営者のお給料を考えてみると、個人事業主だったら経費に算入できませんが、法人だったら経費に算入できます。このように法人の方が経費にできるものの範囲が広いこと、また、事業所得を分散することができるため、法人の方が節税対策が容易です。
4.法人の種類によっては経営者の責任が有限です!
一般的な株式会社や合同会社の場合、経営者の責任は有限なので安心です。
5.赤字を繰り越せる年数が増えます!
法人は赤字を7年間繰り越すことができます。
法人のデメリット
1.法人設立にお金がかかります!
例えば株式会社の場合、定款に貼る印紙代で4万円、定款認証等で約5万2千円、登録免許税で15万円~が必要になります。
※当事務所へ会社設立をご依頼いただいたら、印紙代4万円が不要になります。
2.法人設立の手続きが面倒です!
株式会社をご自身で作るなら、定款を作成し、公証人役場で定款を認証してもらい、法務局へ登記をしに行かなければなりません。
※当事務所へ株式会社設立をご依頼いただいたら、コースによってはすべてお任せいただくことも可能です。
3.赤字でも課税されます!
赤字でも最低7万円は課税されます。
4.原則として経営者1人の会社でも社会保険加入が必須です!
法人の場合、経営者が1人の会社であっても、社会保険および厚生年金への加入が義務付けられています。
5.会計処理が面倒です!
個人よりも決算処理が面倒なため、税理士へ決算処理を依頼する法人が多いです。